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J2大宮 相馬新監督が就任会見「選手には一緒に変わっていこうと示した」

[ 2022年5月30日 14:20 ]

会見する相馬監督
Photo By スポニチ

 J2大宮は30日、相馬直樹新監督(50)の就任会見を行った。すでに28日の東京V戦(味スタ)で指揮を執っていたが、あらためて「就任の時点で18試合で勝ち点17、そこから先の24試合で勝ち点2ずつ取れば65になる。例年、それぐらいで6位」と、プレーオフ圏内の6位を目標に掲げた。

 鹿島にいた昨季に続いてシーズン途中での監督就任だが、「簡単ではない。選手には一緒に変わっていこうと示した。短い時間だがこういう方向だと。鹿島ではコーチからの昇格だったが、今回は外部からの就任、名前を覚えるのもたいへんだが、皆が僕の方を向いてくれていて感謝している」と話した。既に1試合指揮を執ったが、「守備が少し改善したが攻撃がうまくいかない印象だった。食らいつこうとしていたし、彼らを信じたい」と好感触を得ている様子だ。6月1日には天皇杯で再びJ2琉球と対戦するが、「日本では一番歴史のある大会だし、クラブW杯にもつながっていく。重要な試合だし、どんな大会でも初戦は難しい」と、引き締めた。

 原博実フットボール本部長(63)も「25日の琉球戦の後に決断した。4月12日に大宮に来たときは3分け6敗だった。監督問題が起きてもしょうがない状況だった。そこから改善した。球際の激しさや守備の強固さなど少しずつ改善したが、もっとスピードを上げていかないと。皆代えられればいいが、まず霜田監督ということ。監督だけの責任ではない」と説明した。

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2022年5月30日のニュース