日本代表初選出の伊藤洋輝　前回W杯はサポートメンバー、カタールでは「絶対にピッチに立ちたい」

伊藤洋輝
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　6月の強化試合4試合に臨む日本代表の合宿が30日にスタートし、唯一の初招集となったDF伊藤洋輝（23＝シュツットガルト）がオンライン取材に応じた。

　4年前、W杯ロシア大会ではベースキャンプにU―19代表で帯同していた。「W杯は小さい頃から目指していた舞台。前回大会はサポートメンバーという形でロシアに行かせてもらいましたけど、次の大会のメンバー選考に食い込むチャンスをもらえたことに本当に感謝しています」と伊藤。「（当時）スタジアムに足を運んで大会の大きさや規模の大きさは特別なものを感じたので、絶対にピッチに立ちたい」と半年後に迫るW杯カタール大会（11月21日～12月18日）への生き残りを誓った。

　シュツットガルトでは今季、左利きのCBとして存在感を放った。最終節ケルン戦では後半アディショナルタイムにCKから頭でボールをそらしてMF遠藤航の決勝点をアシストするなど、劇的な1部残留にも貢献。「左足での組み立てだったり、パスフィードは自信を持って行ったし、それがある程度通用した」。また、移籍後に身につけたものについては「スピード、体の強さ、球際の激しさ、ゲーム展開の速さもそうですけど、そこに関しては日本との差がかなりあるなと感じていて、慣れもありますけど、そこに適応できた部分は成長したところ」と話した。