W杯メンバー入り目指す日本代表FW浅野が抱負「ここからの競争が一番激しい」

FW浅野拓磨
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　6月の親善試合4試合に臨む日本代表に選出されたドイツ1部ボーフム所属のFW浅野拓磨（27）が30日、オンライン取材に応じた。

　18年W杯ロシア大会では、予選突破に貢献しながら最終メンバーから外れた。浅野は「悔しさは忘れることはない。その悔しさがマイナスに働くことは1ミリもない」と当時を振り返りつつ「前回のW杯に行けなかった時から次のW杯に向けて準備してきた。残りの半年がいかに大事だというのは経験している。ここからの競争が一番激しい。できることを全力でやるだけ」とW杯出場への強い思いを口にした。

　今回は大迫勇也が招集されていない。FWのポジション争いは激しくなるが、スピードが持ち味のアタッカーは「ゴールに向かっていく姿勢をスピードを生かしてやりたい。守備でもチームのために走って、戦って勝利に貢献したい」と話した。

　W杯1次リーグではドイツと対戦する。浅野は「ドイツの特徴は肌で感じている。アジリティーの部分だったり、スピードの部分だったりはやれる」と現在ドイツでプレーしていることが強みになると感じている。

　森保一監督は広島時代にも指導を受けた。「プロサッカーの世界に立った瞬間から一緒にやらせてもらっている監督。日本代表という舞台でも一緒に戦えることを光栄に思う。監督のために全力でプレーしたい」と恩師に対する思いも語った。