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C大阪・奥埜 縦横無尽に2発 ボランチ主戦場に攻守両面で存在感

[ 2022年5月25日 05:30 ]

ピッチを縦横無尽に駆け回り、攻守の中心としてチームを支える奥埜
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 【Jトピ~データで読み解く】C大阪が3―1で快勝した21日の「大阪ダービー」の主役は、ボランチのMF奥埜博亮(32)だった。今季自身初の1試合2発を含め、全3得点に絡む活躍。ピッチを縦横無尽に駆け回り、チームで攻守の中心となっている。(記録課)

 伝統のライバル対決で、奥埜が逆転勝利の立役者となった。同点の後半21分にDF山中の左クロスに飛び込み、頭で合わせて勝ち越しゴール。そして真骨頂が、試合終了間際のダメ押し弾だった。

 自陣での相手FKを味方がはね返すと、中央でボールを運ぶMF毎熊を横目に自陣から右サイドを疾走。スルーパスを受けてGKと1対1になり、右足でGKの予測の逆を突くニアへ強烈なシュートを沈めた。90分を走り抜いた試合終了間際とは思えない、無尽蔵の体力を見せつけた。

 Jリーグ公式サイトに常時掲載される個人の1試合走行距離ランキング20傑で奥埜はここ数年の常連で、今季も現時点で個人最多の3試合でランクインしている。G大阪戦で走った総距離は、両チームトップの12・313キロ。ボランチを主戦場としながらピッチ中央にとどまらず、どちらのゴール前にもたびたび顔を出した。後半13分のFWタガートの同点弾も、カウンター攻撃で奥埜がいち早く前線を駆け上がり、MF清武の絶妙なスルーパスを受けた末の混戦から生まれていた。

 ボール奪取能力にも優れ、タックル46回はリーグ3位、タックルでの奪取33回は鳥栖MF小泉の39回に次ぐ2位。タックル成功率72%は、40回以上試みた12選手で最も高い。特にディフェンシブサード(DT=ピッチを3分割した最も自陣側)での奪取17回は、本職のDF選手を軒並み抑えて単独最多となっている。奥埜の奪取力と走力を生かしたC大阪のカウンター攻撃は、一見の価値がある。(データ提供・データスタジアム)

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