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リバプールは痛恨引き分け 4冠が遠のき、クロップ監督は「だから難しい」と嘆き節

[ 2022年5月8日 15:18 ]

イングランド・プレミアリーグ   リバプール1―1トットナム ( 2022年5月7日    英国・リバプール )

後半、孫興民に先制ゴールを決められるリバプールのGKアリソン(AP)
Photo By AP

 2位リバプールは5位トットナムと1―1で引き分け、イングランド史上初の主要4冠が遠のいた。優勝を争うマンチェスター・シティーに勝ち点83で並び、得失点差で首位に浮上したものの、マンチェスターCが8日のニューカッスル戦に勝てば残り3試合で勝ち点差が3に広がる状況になった。

 後半11分に先制を許したリバプールは同29分にディアスのゴールで追いついたものの、勝ち越し点を奪うことができず、リーグ戦のホーム連勝が12でストップ。クロップ監督は「選手はロッカーで落ち込んでいた。トップチームと対戦する際は決定的な場面で運も必要になる」と嘆いた。

 2月に優勝したイングランド・リーグ杯に加え、14日のFA杯決勝でチェルシー、28日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝でレアル・マドリードと対戦する。プレミアリーグを含めて4冠の可能性が残っているが、この日の引き分けで逆転優勝が困難となったことは間違いない。相手のトットナムも来季欧州CL出場権を争って勝ち点を落とせない状況で互いに譲らず痛み分け。指揮官は欧州で最も競争が激しいと言われるプレミアリーグでの戦いに触れ「だから難しいんだ。だから4冠はあり得ない。この国でどこも達成していないのは理由がある」と語った。

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2022年5月8日のニュース