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ジーコ氏がブラジルと対戦する日本代表に金言「経験値を上げるチャンス」

[ 2022年5月8日 15:09 ]

鹿島のジーコ・クラブアドバイザー
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 鹿島のクラブアドバイザーを務めるジーコ氏(69)が8日、オンラインで取材に応じ、6月にブラジルと対戦する日本代表へ「W杯で対戦するドイツ、スペインに対してどうプレーすべきか、経験値を上げる大事なチャンスになる」とメッセージを送った。

 自身も日本代表監督として2度ブラジルと対戦した。ジーコ氏はブラジルの攻略法について「そのときの選手の雰囲気、ブラジルの状態という部分も含まれるのでアバウトには言えない」とし、「間違ってはいけないのは、ブラジルとの結果が重要ではなく、W杯に向けた強化試合という位置付けを忘れてはいけない。その中で何をすべきか、評価の仕方もそういう見方をしないといけない」と話していた。

 W杯を戦った元日本代表監督として森保一監督にもメッセージを送った。「森保監督、日本代表選手にW杯出場おめでとうと言いたい。森保監督は選手時代から素晴らしい能力を持っていた。監督となってその感性を含めて選手のチョイス、采配に生かしていると感じる」と称賛した。

 異例の11月に開幕するW杯カタール大会についても言及。「中南米の国内でプレーしている選手は疲労がたまった状態でW杯に行く。欧州はシーズン中なのでおそらく良い状態で試合を迎える。W杯に出ている国の選手はほぼ欧州なので、疲労が溜まっていないハイレベルな戦いを見ることができると思う」と見通しを語った。

 ジーコ氏は5月末まで日本に滞在予定。6月6日のブラジル戦は鹿島FW上田綺世(23)のプレーを見られるチャンスもあったが「私用があるので帰国しないといけない」と残念がっていた。

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2022年5月8日のニュース