×

松本 長野に1―0勝利 11年ぶり信州ダービー“第1戦”制した

[ 2022年5月8日 18:43 ]

<長野県サッカー選手権大会決勝 長野・松本>優勝しサポーターと記念撮影をする松本イレブン
Photo By スポニチ

 天皇杯予選を兼ねた長野県サッカー選手権決勝が8日、サンプロアルウィンで行われ、J3松本がJ3長野を1―0で下し、11年ぶりに実現した信州ダービーを制した。

 松本U―18所属の17歳FW田中想来が試合を決めた。0―0の後半34分、MF安東輝(26)のパスに抜け出すと、右足で切り返して相手DFをかわし、左足で落ち着いてゴールに流し込んだ。トップチーム初出場となった一戦で決勝ゴールを挙げ「自分の思い通りの完璧なプレーだった。ゴールを決めた瞬間は両親の顔が浮かんだ。サポーターの皆さんも喜んでくれて気持ち良かった」と話した。

 名波浩監督(49)は「ダービーへの思いは人一倍強くて、日韓戦という位置付けで選手たちを送り出した。お互い信州クラブのトップカテゴリーにいる。やっぱり火花が飛ぶ、ということを十分に感じた。(田中想は)期待以上の結果を出してくれた」と振り返った。

 敗れた長野のシュタルフ悠紀リヒャルト監督(37)は「ワンチャンスを決められて、我々はゴールネットを揺らせなかった。非常に悔しい敗北。来週、ホームでこの悔しさを晴らしたい」と話し、2週連続で激突する15日のリーグ戦で雪辱を期した。

続きを表示

2022年5月8日のニュース