福岡またも今季ホーム初勝利ならず　鹿島相手に無得点…長谷部監督「修正したい」

明治安田生命J1第7節最終日   福岡0ー1鹿島 （ 2022年4月6日    ベススタ ）

＜福岡・鹿島＞サイドから切り込む福岡MFクルークス（左）
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　好調鹿島に屈し、福岡の今季ホーム初勝利はまたしてもお預けとなった。昨季2連勝した相性の良い相手だが、今季首位を争う鹿島は勢いがあった。鳥栖はGK村上や、古巣との対決で今季初出場初先発を果たしたDF奈良らが必死に守ったが後半26分、日本代表FW上田に堅守を破られた。

　ただ、ここから同28分に投入された金森が古巣を相手に躍動。「自分が試合を決める気持ちで入った。まずは1点返せば流れが来ると思った」。2分後の同30分、強烈なヘディングシュートで脅かした。同51分のラストプレーでは左サイドからシュート性のクロスを放ち相手GKにギリギリでクリアされるなど、最後までスタジアムを沸かせた。「ホームでまだ勝利がない中で鹿島の連勝を止める意味でも勝ちたかったのに悔しい」と唇をかんだ。

　7戦中5試合目の無得点。課題の決定力に、長谷部監督も「最後の質に差があったので修正したい」と、勝ちきれないもどかしさの中で巻き返しを誓った。