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神戸 10日のC大阪戦にも初陣迎えるロティーナ新体制で逆襲 逆転負けでリーグ戦開幕9戦勝ちなし

[ 2022年4月7日 05:30 ]

明治安田生命J1第7節最終日   神戸1ー3FC東京 ( 2022年4月6日    味スタ )

<FC東京・神戸>FC東京に敗れた大迫(左から3人目)ら神戸イレブン(撮影・島崎 忠彦)
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 神戸は前半11分にMF山口蛍(31)が先制点を挙げたが、FC東京に1―3で逆転負け。クラブワーストを更新する開幕からリーグ戦9試合未勝利となった。

 期待の新戦力も起爆剤にはならなかった。神戸はわずか3分間で逆転を許した直後の後半13分、3月末にロシア1部ロストフから加入した元日本代表MF橋本拳人(28)を投入。古巣FC東京戦で20年7月以来のJ1出場となったが、今季初勝利は遠かった。

 「難しい状況での出場だったが貢献できなかった悔しさがある」
 同21分に致命的な追加点を奪われ、大勢は決した。暫定的に指揮を執るリュイス監督の下で2試合連続3失点を喫し、4分け5敗でクラブワーストを更新する開幕9試合未勝利と低迷が続く。「守備の安定を図ってから攻撃力を出さないといけない」。橋本は渋い表情で振り返った。

 現在、J1ワースト15失点。C大阪や清水で監督を務め、守備構築に定評があるミゲル・アンヘル・ロティーナ氏(64)を新監督に招へいすることが決定的な状況だ。早ければ10日のC大阪戦が初陣になる。16日にはACLも開幕する。まずは昨季の安定した守備力を取り戻すことが急務だ。

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2022年4月7日のニュース