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日本代表主将・吉田麻也「日本人こそ世界に訴えないと」 反戦スピーチをネット絶賛「誇りを感じた」

[ 2022年3月29日 22:40 ]

W杯アジア最終予選B組   日本1―1ベトナム ( 2022年3月29日    埼玉 )

<日本・ベトナム>試合後、サポーターにあいさつする吉田(右手前)(撮影・小海途 良幹)
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 男子サッカー日本代表は29日、2022年カタールW杯アジア最終予選の最終戦となるベトナム戦に1―1で引き分け。最終予選は7勝1分け2敗の成績で終え、主将のDF吉田麻也(33=サンプドリア)はW杯出場を報告する試合後のセレモニーで「世界で唯一の被爆国として戦争の無い平和な世界を取り戻すために、僕たち日本人がもっと声を大きくして世界に訴えていかなければいけません」と訴えかけた。

 吉田は冒頭「世界の他の国では戦争で大変な思いをしている方々がたくさんいるなかで、平和に大好きなサッカーをそして日本の自分の国を代表してプレーすることができて、心の底から感謝しています」とコメント。

 続けて「ただ一日も早く、戦争の無い平和な世界を取り戻す事ができることを心から願っています。世界で唯一の被爆国として、戦争の恐ろしさを誰よりも理解している国として、僕たち日本人がもっと声を大きくして世界に訴えていかなければいけないと僕は思います」とホームに詰めかけた大勢のサポーターへ向かって強いメッセージを発進した。

 この吉田のスピーチに対しネット上では「日本代表としての誇りを感じた」「ダメな政治家に代わって良く言ってくれた」「主将として素晴らしいスピーチだった」「長崎県民らしいメッセージだった」「素敵なコメントでした」「吉田麻也のスピーチで心が浄化された」と称賛されていた。

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2022年3月29日のニュース