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Eフランクフルト長谷部 来季限りで引退、その後クラブコーチ就任へ「深く感謝」

[ 2022年2月19日 05:30 ]

Eフランクフルトの長谷部誠
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 ドイツ1部アイントラハト・フランクフルトは18日、元日本代表DF長谷部誠(38)が来季限りで引退し、23年夏以降はコーチに就任すると発表した。今季限りだった契約を27年まで延長する。長谷部はクラブを通じて「我々は8年にわたって多くのことを一緒に成し遂げてきた。これからも旅が続くことになってうれしい。クラブがコーチとしての第一歩を踏み出す機会を与えてくれることに深く感謝する」とコメントした。

 08年に浦和からウォルフスブルク入りし、ニュルンベルクを経て14年からEフランクフルトで活躍。20年6月6日のマインツ戦ではドイツ1部309戦出場を果たし、元韓国代表FW車範根が持っていたアジア選手最多出場記録を更新した。

 リーグ最年長選手となった今季は控え扱いが続いたが、昨年9月30日の欧州リーグ・アントワープ戦で先発して公式戦初勝利に貢献。3バックの中央で存在感を高めてチームの浮上を支えた。指導者ライセンス取得にも動き、選手契約延長に加えて異例ともいえるコーチとしての長期契約まで勝ち取った。

 18年W杯ロシア大会を最後に退いた日本代表でも、歴代最多81試合で主将を務めた。

 ◇長谷部 誠(はせべ・まこと)1984年(昭59)1月18日生まれ、静岡県藤枝市出身の38歳。藤枝東から02年に浦和に加入。08年以降はドイツに主戦場を移し、14年からEフランクフルト。日本代表では国際Aマッチ通算114試合2得点。1メートル80、72キロ。

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2022年2月19日のニュース