磐田　新加入ジャーメイン良、終了間際に千金ドロー弾！「移籍後初ゴールを早く取りたかった」

明治安田生命J1第1節   福岡1―1磐田 （ 2022年2月19日    ベススタ ）

＜福岡・磐田＞後半16分、先制ゴールを決めた、福岡・前嶋洋太（29）（撮影・中村　達也）
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　3季ぶりのJ1復帰を果たした磐田はリーグ開幕戦で福岡と対戦し、1―1で引き分けた。先制を許したが、試合終了間際に新加入のFWジャーメイン良（26）が同点弾を挙げて勝ち点1獲得に大きく貢献した。

　福岡の運動量を生かしたプレス、素早い攻守の切り替えに苦しみ、後半16分に先制点を献上。終盤に布陣を2トップに変えてなおも反撃の糸口をつかめずにいたが、途中出場のジャーメインが窮地を救った。後半アディショナルタイムにMF松本昌也（27）のロングボーグをペナルティーエリア付近で受けると、反転しながらコントロールし、利き足とは逆の右でゴール左隅を射抜いた。

　横浜FCから加入した背番号18は「移籍後初ゴールを早く取りたかったのでうれしい。何より、開幕戦で勝ち点を取るのと取らないのとでは違う。そこが大きかった」とうなずいた。得点後はベンチに駆け寄り、伊藤彰監督（49）、MF遠藤保仁（42）らに祝福された。指揮官は「残り時間が少ない中、100％の力で走り続けてくれた。守備の貢献も大きく素晴らしかった」とねぎらった。