鹿島・岩政監督代行が“初陣”白星「やっと寝られる」

明治安田生命J1第1節   G大阪1―3鹿島 （ 2022年2月19日    パナスタ ）

＜G大阪・鹿島＞開幕戦を勝利で飾り、G大阪の昌子（右）と健闘をたたえ合う岩政監督代行（撮影・北條　貴史）
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　鹿島の岩政大樹監督代行（40）が“初陣”を白星で飾った。自慢のFW陣が3得点とG大阪を一蹴。「試合が終わってからは、うれしい、ほっとした、安堵（あんど）…でも、一番はきょうは寝られるなということだけですね」と胸をなで下ろした。

　不安の中での開幕戦だった。プレシーズンマッチの水戸戦（13日）を落としたことで、周囲から心配する声も上がった。「想像を超えるプレッシャーだった。開幕に向けては恐れを抱く瞬間もあったし、責任もかなりのし掛かってきた」と心境を語った。

　ふたを開けてみれば、FW上田綺世（23）、FW鈴木優磨（25）と攻撃陣が立て続けにゴールを決め、岩政監督代行の不安は杞憂に終わった。「選手たちが本当に新米コーチのために勝利をという気持ちを持ってくれている様に感じた。本当に感謝しています」と話した。

　オンライン取材を終えると、岩政監督代行は一息ついて「（会見は）こんな感じか…」とポツリ。険しかった表情にやっと笑顔が戻った。