「ぶっつけ本番」の名古屋・長谷川新監督　新キャプテンの“チーム1号”で初陣飾る

明治安田生命J1第1節   名古屋2－0神戸 （ 2022年2月19日    豊田スタジアム ）

　名古屋―神戸　前半、指示を出す名古屋・長谷川監督（右）＝豊田
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　長谷川健太新監督率いる名古屋が、新キャプテンの“チーム1号”で初陣を飾った。

　前半23分、MF稲垣が先制ゴール。MF仙頭のヘディングシュートは相手GKにはじかれたものの「一発で入らないと感じながらプレーしたのがゴールにつながった」とこぼれ球に素早く反応し、押し込んだ。

　後半6分にはFWマテウスがゴール前に高速クロスを蹴り出し、これが相手DFのオウンゴールを誘って、2点目。

　沖縄キャンプで新型コロナウイルス陽性者が複数出た影響で、練習試合が中止になるなど実戦不足に陥った。開幕スタメン11人も「このメンバーで試合を組むのは初めてで、始めは固さもあった」と長谷川監督。それでも尻上がりにリズムに乗り、前線から積極的のボールを奪いにいくなど攻守ともに指揮官の求めるアグレッシブな姿勢を選手達が体現。指揮官は「ぶっつけ本番で試合に合わせる形でスタートしたが、時間を追うごとにコンビネーションがよくなってきた」と満足顔で振り返り「開幕戦で白星は最高のスタートを切れた」と喜んだ。