なでしこFW菅沢　4得点2アシストの大活躍!中村憲剛氏＆岩清水梓も絶賛「本当にいい準備してた」

女子サッカー・アジア杯準々決勝   日本7―0タイ （ 2022年1月30日    インド・ナビムンバイ ）

＜女子アジア杯準々決勝＞タイ戦でゴールが決まり、MF隅田（左）と喜び合うＦＷ菅沢（ロイター）

　W杯予選を兼ねるアジア杯（インド）に臨んでいる女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」は30日、準々決勝でタイに7―0と勝利。準決勝進出を果たすとともに9大会連続9回目のW杯出場を決めた。途中出場ながら4得点2アシストと大活躍のFW菅沢優衣香（31＝三菱重工浦和）は「どの得点もアシストのボールが良かったので、しっかり入って良かったなと思います」と喜んだ。

　前半9分に足を痛めたFW田中美南（INAC神戸）に代わって途中出場したFW菅沢は同27分、鮮やかなスライディングボレーで今大会初得点となる先制ゴール。2―0とした後半3分にはポストプレーからMF隅田凛（マイナビ仙台）のゴールをアシスト。その後も豪快ミドルシュートを決めるなど抜群の存在感を発揮し、4得点2アシストの大活躍でチームを大勝へと導いた。

　スポーツ・チャンネル「DAZN（ダゾーン）」の中継で解説を務めた元なでしこジャパンの岩清水梓（35＝日テレ東京V）は、菅沢の活躍を「アクシデントという形で試合に入りましたけども、本当にいい準備をして菅沢選手らしくゴールを狙ってましたね」と好評価。同じく解説を務めた元日本代表MF中村憲剛氏も「彼女、アシストも2つしてるんですね。つまりチームの6得点に絡んでますから、非常に充実していたと思いますし、この段階で得点が入ったってことはこの後の試合にも大きなポイントになるんじゃないかなという風には思いました」と絶賛した。