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日本と韓国が“世界最速”で女子W杯切符獲得 オーストラリア敗戦に岩清水&中村憲剛氏「正直ビックリ」

[ 2022年1月30日 20:55 ]

<女子サッカー・アジア杯>日本と韓国は1次リーグ第3戦で対戦し、1―1の引き分けに終わった(ロイター)

 女子サッカーW杯予選を兼ねるアジア杯(インド)が30日、準々決勝が各地で行われ、日本代表「なでしこジャパン」はタイに7―0と大勝。準決勝進出を果たすとともに9大会連続9回目のW杯出場を決めた。一方、1次リーグ3試合で24得点を挙げるなど“優勝候補”として注目されていたオーストラリアが韓国に0―1と敗戦。日本と韓国がそろって開催国以外では世界最速となる23年女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会への出場権を獲得した。

 スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」の日本―タイ戦中継で解説を務めた元なでしこジャパンの岩清水梓(35=日テレ東京V)は試合後、オーストラリア敗戦の知らせを聞くと思わず「エッ!韓国勝ったんですか」とコメント。「正直ビックリしました。当たり前のようにオーストラリアが勝ち上がってくると思ってたんですけど…韓国勝ったんですね」と予想外の結果に驚きを隠せず。

 同じく解説を務めた元日本代表MF中村憲剛氏も「1回戦っている相手(韓国)と再度戦うとしたらお互いにとってのメリットもデメリットもあると思います。ただ、当たり前ですけど準決勝に勝たないといけないんでね。でも僕も(オーストラリアの敗戦に)ちょっとビックリしました」と2人してオーストラリアの敗戦に衝撃を受けていた様子だった。

 ▼アジア杯でのW杯切符の行方 アジアのW杯出場枠は開催国のオーストラリアを含め最大8チーム(2枠は大陸間プレーオフ枠)。4強入りを決めた日本に加え、準々決勝でオーストラリアを1―0と下した韓国が出場権を獲得。この後に行われる中国―ベトナム戦、台湾―フィリピン戦の勝者2チームも出場権獲得へ。W杯ストレートインは5枠のため、今後は残り1枠と大陸間プレーオフ進出となる2チームを決めるアジア杯でのプレーオフを行うことなり、準々決勝の敗者のうちオーストラリアを除いた3チームが1回総当たりで対戦へ。その最上位チームが5枠目のW杯切符を獲得し、それ以外の2チームが大陸間プレーオフに回ることになった。

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2022年1月30日のニュース