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名古屋 稲垣の「ポスト激突弾」でルヴァン杯初の決勝進出 フィッカデンティ監督「本当に信頼できる」

[ 2021年10月11日 05:30 ]

ルヴァン杯準決勝第2戦   名古屋1ー2FC東京 ( 2021年10月10日    味スタ )

<ルヴァン杯準決勝第2戦 FC東京・名古屋>試合終了後、決勝進出を喜ぶ稲垣(中)ら名古屋イレブン(撮影・西海健太郎)
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 名古屋をクラブ初の決勝へ導いたのは、MF稲垣の“ポスト激突弾”だ。0―2の後半35分、ゴール前の混戦から魂のヘッド。その勢いで顔面がポストに叩きつけられたが「全員の気持ちが乗り移った」と胸を張った。1勝1敗ながら、これで2戦合計4―3。大熱戦にけりをつけた。

 第1戦を3―1で勝利し、負けても1点差ならば勝ち抜けというシチュエーションで迎えた第2戦。攻守で良さを出せない時間帯が長く、後半10分までに2点のビハインド。そんな敗色ムードを一変させた殊勲者に、フィッカデンティ監督も「本当に信頼できる」と称えた。

 ACLと天皇杯を含めてカップ戦3冠の可能性もある今季。まずは10月30日、ルヴァン杯を全力でつかみにいく。(飯間 健)

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2021年10月11日のニュース