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名古屋 3発で初のファイナル進出に大前進 原動力は“元C大阪組”の柿谷&木本

[ 2021年10月7日 05:30 ]

ルヴァン杯準決勝第1戦   名古屋3―1FC東京 ( 2021年10月6日    豊田ス )

 名古屋―FC東京 前半、先制ゴールを決め、喜ぶ名古屋・柿谷。右は相馬=豊田
Photo By 共同

 準決勝第1戦の2試合が各地で行われ、名古屋はホームでFC東京を3―1で下した。前半17分にFW柿谷曜一朗(31)が先制点を挙げ、後半にはDF木本恭生(28)とMFマテウス(27)がゴールを奪った。第2戦は10日に行われる。

 名古屋がクラブ初のファイナル進出に大きく前進した。ホームで3発快勝。第2戦は負けても1点差以内ならば勝ち抜ける大きなアドバンテージを得た。

 原動力は今季加入した“元C大阪組”だ。「主導権を握って戦えた。準備してきたことが表現できた」。まずは前半17分、敵陣でのボール奪取からFW柿谷が今大会2点目となる先制点。後半にはFKの流れからDF木本が17年10月8日・ルヴァン杯準決勝G大阪戦以来4年ぶりの公式戦ゴールで追加点を奪った。互いに決定的なチャンスが少ない激しい戦いを繰り広げた中、C大阪に在籍した17年にルヴァン杯優勝を知る2人がチームの勝利を後押しした。

 「まだ何も成し遂げていない。次は相手も死に物狂いで向かってくる。受けずに勝ってファイナルに進む」。柿谷が気を引き締めれば、木本は「名古屋でも頂点に立ちたい」と意気込んだ。次戦も消極的な戦いをするつもりはない。スッキリと勝利を収め、クラブとして未到の領域へ挑む。

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