名古屋―FC東京戦　国内初実証実験で730席埋まる

ルヴァン杯準決勝第1戦・名古屋―FC東京戦（豊田ス）で、国内プロスポーツ界初となる「ワクチン・検査パッケージ」を使った実証実験が行われた。ワクチン2回接種証明書または陰性証明と本人確認書を提示することで、上限1万人とは別に1800席を用意して730席が埋まった。

　ワクチン接種から2週間を満たしていなかった例が1件、子供の身元証明書の不携帯が数件あったが、視察した村井チェアマンは「トライアルとしては比較的うまくいっている」と話した。J1の試合でも同様に実施予定。30日のルヴァン杯決勝（埼玉）ではさらなる証明書保持者向けの入場券発売を目指す。