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FC東京・長谷川監督 長友の最短18日となる復帰戦は「状態を見ながら考える」

[ 2021年9月12日 21:53 ]

明治安田生命J1第28節   FC東京0―1柏 ( 2021年9月12日    味スタ )

<FC東京・柏>試合後、あいさつした長友はゲートフラッグを掲げる東京ドロンパを背にサポーターの声援にこたえる(撮影・西海健太郎)
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 6月27日の大分戦以来、77日ぶりの味スタでの試合を勝利で飾れなかった。前半9分、GKと最終ラインの連携ミスから失点。その後は相手の守備網を攻略できず、上位進出を見据えてほしかった勝ち点3を逃した。

 長谷川健太監督(55)は「消化不良のような試合をしてしまった。ミスで失点したあとに、みんなで味方のミスをカバーして、みんなで取り返すんだという熱い思いを持って戦えばゴールをこじ開けられたと思う」とし、「押し込むんだという気持ちがあるかないか。そういうところがゴールの枠に転がるか、1メートル外れるかの違いになる」と悔やんだ。

 その“熱量”のキーとなりそうなのが同日朝に完全移籍での加入が発表された日本代表DF長友佑都(35)だ。指揮官は「長友と話をして、非常に熱いものを彼から感じるし、チームに足りない熱さを彼が補ってくれるんじゃないか」と強調。そのうえで「彼に引っ張られて、一人でも二人でも出てくればチームが変わる」と情熱の伝播に期待した。

 なお、早ければ18日の横浜FC戦(味スタ)で長友はJ復帰を果たす可能性があるが、「コンディションの部分で、代表戦が終わったあとにトレーニングをしきれていない部分はある。状態を見ながら考えたい。左右両方(のサイドバックを)できるので、どちらかになると思う」と話すにとどめた。

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2021年9月12日のニュース