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名古屋 徳島に3発快勝、J1タイ18度目無失点 28試合で到達の驚異的ペース

[ 2021年9月11日 05:30 ]

明治安田生命J1第28節   名古屋3―0徳島 ( 2021年9月10日    豊田ス )

<名古屋・徳島>後半7分、マテウスはPKを決め先制ゴールを奪う(撮影・椎名 航)
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 1試合が行われ、名古屋はMFマテウス(26)の決勝PKなどで徳島を3―0で圧倒。1引き分けを挟む4連勝で勝ち点を50に伸ばし、3位に浮上した。無失点試合は今季18度目で、1995年に横浜がマークしたJ1記録に並んだ。徳島はクラブJ1ワーストタイの5試合連続無得点で、5連敗となった。

 名古屋が偉大な記録に肩を並べた。元日本代表FW金崎の得点などで3―0の圧勝。無失点試合は今季18度目で、95年に横浜がマークしたJ1記録に並び、来季のACL出場圏内に浮上した。

 守備も球際で強さを発揮した。最後まで運動量は落ちず、被シュート5本に抑えた。フィッカデンティ監督は「前半のヘディングと後半に1つシュートシーンがあったくらいで、後は変なシーンはなかった」とうなずいた。

 横浜は当時52試合制で達成。DF吉田は「記録は今、知りました。気にしていない」と笑ったが、名古屋は28試合目での到達で驚異的なペースだ。今季は20チーム制で、残り10試合での新記録樹立は時間の問題だろう。熾烈(しれつ)な3位争いの中、堅守を取り戻したのは大きい。

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2021年9月11日のニュース