長友 背番「50」で11年ぶりFC東京復帰へ、複数オファーも決め手は古巣への“愛”

[ 2021年9月11日 05:30 ]

長友佑都
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 日本代表DF長友佑都(34)がFC東京に復帰することが10日、決定的となった。複数の関係者が明かした。長友は7月にフランス1部マルセイユからの退団が発表され、現在は無所属。欧州を軸に移籍先を探していたが、08年から10年まで所属した古巣のユニホームに11年ぶりに袖を通す見通しとなった。

 FC東京を愛し、FC東京のサポーターから愛された男が、味の素スタジアムに帰ってくる。マルセイユを退団した長友の電撃復帰が10日、決定的となった。複数の関係者によると一両日中にも正式に発表される見通し。プロとして所属した08年から10年、そして歴代2位の出場数を誇る日本代表でも背負う5番はすでに埋まっており、「50」の青赤ユニホームに袖を通す見込みだ。

 無所属となってからは欧州を軸に移籍先を探し、神戸も含めた国内外の複数クラブが獲得に興味を示した。好条件のオファーもあったが、貫いたのは古巣愛だった。10年の退団セレモニーで「皆さんと別れるつもりはありません。もっとビッグに、世界一のサイドバックになって帰ってきます」と涙声で締めた。その言葉通り、11年から約7年にわたってイタリアの名門インテルで奮闘し、W杯には10年南アフリカ大会から3大会連続で出場。男の約束を果たすために、11年ぶりにFC東京のエンブレムとともに戦うことになる。

 チームで長友の主戦場となる左サイドバックで若手期待のバングーナガンデは負傷離脱中。同じく左サイドバックで今年日本代表入りしたDF小川は、右サイドバックもこなせるため、代表コンビの共存は十分に可能だ。

 昨年5月、クラブOBの羽生直剛氏とのオンライン対談では「FC東京への思いは強いから、そりゃあ(帰ってきて)プレーしたいですよ。ただ、これは自分の気持ちだけで成立するものじゃないから」と話していた。あれから約1年4カ月、12日に35歳の誕生日を迎える“鉄人”は、早ければ18日の横浜FC戦(味スタ)でJ復帰を飾ることになりそうだ。

 ◇長友 佑都(ながとも・ゆうと)1986年(昭61)9月12日生まれ、愛媛県西条市出身の34歳。東福岡高から明大に進み、在学中の08年にFC東京と契約。その後にイタリア・セリエAのチェゼーナ、インテル・ミラノ、トルコ1部ガラタサライ、フランス1部マルセイユでプレー。日本代表は08年にデビューし、国際Aマッチ通算127試合出場4得点。1メートル70、68キロ。利き足は右。家族は妻でタレントの平愛梨と3男。

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