【11日のJ1見どころ】C大阪―札幌、異例の中2日で連続対戦　乾貴士、国内10年ぶりゴールなるか

C大阪・乾（中央）
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　明治安田生命J1リーグはきょう11日、第28節の6試合が開催される。ばらつきがあった試合消化数にほぼ差がなくなり、どのチームも順位が頭にチラつく時期となった。

　首位の川崎Fを勝ち点4差で追う2位の横浜は、アウェーで広島と戦う。前節の鹿島戦では連勝が4で止まり、負傷交代したDF畠中槙之輔は長期離脱が決定。追い上げムードをしぼませないため、是が非でも勝ち点3が欲しいところだ。FW前田大然は3月の同カードで2ゴール。あと1点で今季15得点となり、神戸からスコットランドに移籍したFW古橋亨梧と並びリーグトップに立つ。

　C大阪―札幌はACLによる日程変更の影響で、リーグ戦では極めて異例の中2日での連続対戦となった。3日前の対戦はC大阪が3―0で快勝し、札幌に勝ち点36で並んだ。後半から復帰後初出場で1アシストをマークしたMF乾貴士は、初の先発メンバー入り。国内10年ぶりのゴールにも期待がかかる。雪辱を狙う札幌も、今夏加入したFWトゥチッチが初先発する。

　オーバーワークが考慮されて日本代表の活動を途中離脱した浦和DF酒井宏樹は、アウェー横浜FC戦の先発メンバーに名を連ねた。