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福岡 “J1の洗礼”浴びせられた名古屋にリベンジならず 長谷部監督「守りきれなかった」

[ 2021年8月23日 05:30 ]

明治安田生命J1第25節   福岡0-1名古屋 ( 2021年8月22日    豊田ス )

名古屋に敗れ肩を落とす福岡イレブン
Photo By 共同

 福岡は、開幕戦で1―2の敗戦を喫し5年ぶりの“J1の洗礼”を浴びせられた名古屋に0―1で敗戦。リベンジは果たせなかった。後半4分、相手新戦力のシュヴィルツォクにスーパーゴールを決められた。気をつけていた立ち上がりで許した失点が重くのしかかり、長谷部監督は「いいターンをされてシュートを打たれた。守りきれなかった」と肩を落とした。

 一方で、前回対戦でスピード、パワー、テクニックと全てにおいて圧倒された相手に、球際で粘り強く戦い走り負けなかった。最後まで互角のプレーを展開し確かな成長と進化を証明した。

 それでも指揮官は「良くなったとは感じるが結果としてまた1点差で負けている。2試合続けて自分たちで得点を取れていないので完敗」と力の差を口にした。攻撃面でも相手の堅守を前に決定機をつくれず「ゴール前に入っていく回数や質を増やさないと」と今後の改善点を挙げた。

 ただ、敗戦を引きずる時間はない。次戦は中2日で今季無敗の王者・川崎Fをホームに迎える。主将のMF前は「川崎に土をつけることを狙っている。ホームで戦えますし、しっかりと結果にこだわって取り組んでいきたい」と勝利を誓う。敗戦を糧に、王者に一泡吹かせる。

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2021年8月23日のニュース