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柏DF古賀太陽「選ばれなかったことをポジティブに変えて」 五輪代表落選の悔しさ糧に飛躍誓う

[ 2021年8月12日 16:44 ]

柏DF古賀太陽
Photo By スポニチ

 柏のDF古賀太陽(22)が、東京五輪代表メンバー落選の悔しさを糧にさらなる成長を見据えた。12日にオンラインで取材対応。強国のスペインなどと激闘を繰り広げた同年代の活躍を見て「自分がその場に立っていたかった気持ちが強かったですし悔しい気持ちはもちろんありましたけど、選ばれなかったことをポジティブに変えていかなきゃいけない」と決意を語った。

 本大会前最後の選考の場となった6月のU―24代表活動に帯同。同代表で左サイドバックを主戦場とした古賀は、柏の先輩に当たる中山雄太(24)や川崎Fの旗手怜央(23)らとポジションを争い、試合でアピールできる時間は限られた。直前でのメンバー落選に悔しさはあったが「今回選ばれた選手たちもメダルに届かない悔しい思いをしている」とした上で「(本大会メンバーは)より世界を感じて、上に行くって気持ちが強くなっていると思うので、そこに置いていかれないように、もしくは追い越していかなきゃいけない」と表情を引き締めた。

 直近のリーグ戦で3勝1敗とチームの調子は右肩上がり。自身がキャプテンマークを巻く試合も多く「(主将を)任せてもらっている以上、常にチームの先頭を走って行けるような存在でないといけない」。今季2度目の3連勝をかけて、次節は14日に首位・川崎Fをホームに迎えるが「守備の部分で自分たちの良さを出せれば簡単にはやられないゲームにできると思う」と自信をのぞかせた。

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2021年8月12日のニュース