田中碧　五輪の悔しさ胸に「自分がどこまでやれるのか世界で試したい」川崎Fがオンライン激励会

スカパーのイベントに参加した田中碧
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　川崎Fは11日、今夏ドイツ2部デュッセルドルフへ移籍した東京五輪代表MF田中碧（22）のオンライン激励会を開催した。SNSなどを用いたライブ配信形式で行われ、田中はサポーターの質問などに対応。全6試合に先発した東京五輪に関しては3位決定戦でメキシコに敗れ、53年ぶりのメダルを逃したとあって「悔しい」と改めて語り、初の海外挑戦を含めた今後へ「自分がどこまでやれるのか、世界で試したい。必ずA代表に入って、（代表戦で）日本に戻ってきてプレーできるように頑張りたい」と誓った。

　田中は6月中旬に一度、川崎Fを離れて渡独。新チームの練習にも既に参加済みだ。五輪での激戦を終えたばかりだが、近日中にも再び日本をたつ予定。まずは21日にホームで開催される第4節キール戦での新天地デビューを目指す。

　≪ドイツ事情調査済み≫田中は同日、ドイツリーグの開幕イベントにも出席。共に東京五輪を戦った遠藤ら海外組から現地事情を聞いたことを明かした。イベントにオンライン参加した日本代表FW浅野は「“チームのために”とかが先に来るとのみ込まれる。日本人のメンタリティーを持ってると難しい」とアドバイス。川崎Fでともにプレーした中村憲剛氏は「何か一つ武器を持ってもらいたい」と後輩のさらなる成長に期待を込めた。