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U24日本・森保監督 価値ある勝ち点3「我慢強く戦ってくれたのは次につながる。良い形で次に進める」

[ 2021年7月22日 22:25 ]

東京五輪男子サッカー・1次リーグA組   日本1―0南アフリカ ( 2021年7月22日    味の素スタジアム )

前半、森保監督(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 男子サッカーのU―24日本代表は22日、東京五輪1次リーグA組初戦でU―24南アフリカ代表と対戦し、1―0で勝利した。相手チームの大半が新型コロナウイルス陽性者の濃厚接触者となってしまったため開催が危ぶまれた一戦。思うように日本国内で調整出来なかった相手に苦戦するも、MF久保建英(20=Rマドリード)が後半26分に左足で決勝ゴール。20歳1カ月18日での得点で日本の男子五輪サッカー史上最年少記録を更新した。

 試合後、森保一監督は「できればもっとボールを奪って、楽な試合にしたかったです。だけど初戦の難しさを選手達が感じながらなかなかゴールを割らせてくれなかった中で選手たちも我慢強く戦ってくれたのは次につながると思います。厳しい戦いで簡単な試合にならないのは、初戦でわかったと思うので今日の反省を活かしていきたいと思います」と振り返った。

 試合前に選手たちに何か声をかけたのか聞かれると「選手たちには特に声をかけてません。チームで常に準備をするということ。試合があるとかないとか相手のコロナ騒動で惑わされないように自分たちの準備をしていこうということを選手たちに話していました」と選手たちが試合に集中できるようにしていたようだ。

 勝ち点3を獲得し、25日の1次リーグ第2戦でメキシコと対戦する。「勝ち点3を取って、第2戦に進めるのはチームとしても良い形で次に進めます。最善の準備をして選手たちが思いっきりプレーできるようにみんなで準備していきたいと思います」と次戦へ意気込んだ。

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2021年7月22日のニュース