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U24日本 南ア撃破で五輪白星発進!MF久保が1次L突破へ“希望の扉”開いた最年少弾

[ 2021年7月22日 21:51 ]

東京五輪男子サッカー・1次リーグA組   日本1―0南アフリカ ( 2021年7月22日    味の素スタジアム )

<五輪男子サッカー 日本・南アフリカ>後半、先制ゴールを決め、雄叫びを上げる久保(撮影・北條 貴史)
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 男子サッカーのU―24日本代表は22日、東京五輪1次リーグA組初戦でU―24南アフリカ代表と対戦。相手チームの大半が新型コロナウイルス陽性者の濃厚接触者となってしまったため開催が危ぶまれた一戦を1―0で勝利。思うように日本国内で調整出来なかった相手に苦戦するも、MF久保建英(20=Rマドリード)が後半26分に左足で決勝ゴール。同大会の日本最年少得点記録を20歳48日に更新する“歴史的一撃”により白星発進を飾り、1次リーグ突破へ価値ある勝ち点3を獲得した。

 日本は17日の強化試合スペイン戦からスタメン3人を変更。DF旗手、DF冨安、MF相馬が外れDF中山、MF田中、MF三好を先発起用。DF冨安はMF三笘とともにベンチ外になった。

 この試合は相手チーム計21人が新型コロナウイルス陽性者の濃厚接触者となってしまったため開催の可否が協議されていたが、直前になって東京五輪・パラリンピック組織委員会が開催を決定。Jリーグは濃厚接触者と判定されれば試合には出場できないが、五輪は同条件でも試合前6時間以内の検査で陰性なら出場可能。そのため濃厚接触者とされた選手からは陽性反応が出なかったもようで、南アフリカは上限18人がベンチ入りした。

 日本は前半から攻め込みMF三好やMF久保が決定機を迎えたが決めきれず。0―0で折り返した後半も決定機を逃し、なかなかゴールの奪えない重苦しい“雰囲気”が漂っていたが、同26分に待望の先制点。右サイドでボールを受けたMF久保が中央へドリブルを仕掛け左足を一閃。相手DFを切り裂く見事な一撃でネットを揺らし勝負を決めた。

 無事白星発進を飾った日本は1次リーグ第2戦メキシコ(25日、埼玉)、同第3戦はフランス(28日、横浜国際)と対戦予定。次戦メキシコは同日の試合で4―1とフランスに勝利しており、注目の一戦となりそうだ。

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