×

3連勝スタートの名古屋FW山崎「得点で貢献できて良かった」 日本人3人目のACLハットトリック

[ 2021年6月28日 21:27 ]

ACL1次リーグ   名古屋4-0ラチャブリ ( 2021年6月28日    タイ )

 ラチャブリ戦の前半、自身2点目のゴールを決め、喜ぶ名古屋・山崎=バンコク(共同)
Photo By 共同

 1メートル87の大型FW・山崎凌吾(28)が、アジアの舞台で躍動した。「いつも守備陣が頑張ってくれている中、僕は得点で貢献できてよかった」。前半26分にMFマテウスのクロスから自身ACL初得点となる先制ヘッドを叩き込むと、同31分には相手GKとの競り合いを制して再び頭で合わせた。そしてトドメは前半終了間際。MF前田のシュートのこぼれ球に反応して左足で無人ゴールに流し込み、前半だけでハットトリックをマークした。

 日本人選手の3得点は10年3月23日・SAF戦(シンガポール)のFW平井将生(G大阪)、20年2月12日・JDT戦(マレーシア)のFW小川慶治郎(神戸)以来3人目。日本勢5クラブ目の開幕3連勝スタートに貢献した。「残り試合も良いパフォーマンスをして、良い結果をもたらしたい」。今季J1リーグは19試合3得点に留まっているが、ゴール数以上に泥臭いポストプレーや前線からの守備でチームを支えてきたストライカーは満面の笑みを浮かべた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月28日のニュース