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Jが環境省と連携協定 小泉環境相の「何がやりたい?」に中村憲剛氏「いい状態で地球を残していけたら」

[ 2021年6月28日 17:45 ]

Jリーグと環境省が連携協定を締結。中村憲剛氏(一番右)と小泉環境相(右から2人目)
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 Jリーグが28日、環境省とともに気候変動対策などに取り組むための連携協定を締結した。締結式には村井満チェアマンと小泉進次郎環境相が出席し、連携協定に署名。それぞれの知見や特長を広く共有し、相互に活用することで効果的な活動の推進を図る。

 これまでも個別のJクラブが環境省と連携して環境問題などへの取り組みを実施してきた中、ついにJリーグが動いた。村井チェアマンは「地域とともに歩んでいく百年構想の必要性を大臣と語れることをうれしく思う」と強調。そのうえで「Jのネットワークを生かしながら環境と向き合っていければ」と話した。

 トークセッションには元日本代表の中村憲剛氏も登場した。「環境省の皆さんが関わって、より色々な動きができそうでわくわくしている」と話すと、小泉環境相がすぐさま「何かやりたい?」と質問。それを受けて、「環境問題は昔から取り組まないといけない問題で、人の輪が広がっている感覚がある。次世代にいい状態で地球を残していけたら」と言葉に力を込めた。

 また、村井チェアマンは使い捨てプラスチックについても言及。「各クラブと何の合意も得られていないが」としつつ、「25年までに全クラブが使い捨てプラスチックをなくす、それくらいの本気度でいかないとダメだという危機感を抱いている」とぶち上げた。その言葉には小泉環境相もすぐに反応。「ともにやります」と応じた。

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2021年6月28日のニュース