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鳥栖、9試合ぶり敗戦で5位転落 3位横浜との上位対決で今季初の複数失点

[ 2021年6月24日 05:30 ]

明治安田生命J1第19節 第3日   鳥栖0-2横浜 ( 2021年6月23日    ニッパツ )

<横浜・鳥栖>横浜に敗れてうなだれる鳥栖イレブン(撮影・小海途 良幹)
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 鳥栖は勝ち点1差で追っていた3位横浜との上位直接対決に敗れ、4月14日のG大阪戦以来9試合ぶりの今季4敗目を喫した。

 立ち上がりから強度が高く展開の速い攻撃に押し込まれるも、移籍後初の古巣対決となったGK朴一圭が好セーブを連発。快進撃の原動力は堅守。それを支えるDF黄錫鎬をケガで欠きながらも粘り強い守備を見せたが、計21本のシュートを打たれ、19試合目で今季初の複数失点を許した。朴は「この強度で来ることは想定していたしチームに言葉で伝えていたつもりだったが、足りなかった」と悔やんだ。

 一方で後半33分、18日にユースから2種登録されたばかりのFW二田がJデビュー。同35分には「ゴールが見えた瞬間打とうと思って振り抜いた」とあいさつ代わりの強烈なシュートも放った。「いざピッチに立つと力の差を感じさせられた」とレベルの違いも痛感した。

 順位は5位に落としたが、金明輝監督は「こういったゲームで選手たちは成長する。次のゲームにつなげたい」ときっぱり。前を向き後半戦の厳しい戦いに挑む。

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2021年6月24日のニュース