×

久保建英が20歳の誓い 「大人の自分を見せていけたら」

[ 2021年6月4日 18:32 ]

(資料)3日に行われた日本・U-24の試合の後半、並んでベンチに座る吉田麻也(左)と久保建英(中)(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 U―24日本代表MF久保建英(20=ヘタフェ)が4日、20歳の誕生日を迎えた。

 チームはこの日、札幌から午前中にチャーター機で福岡へと飛び立つ予定だったが、暴風雨の影響で大幅な遅延に見舞われ、急きょ札幌市内で練習を行うなどバタバタの状況となった。それでも、この日オンライン対応した天才ドリブラーは「みんなポジティブに捉えていると思う。(五輪)本番前にこういう状況を想定できるということが、僕たちにポジティブに働くんでないかと個人的には思っている」と前向き。そして20歳を迎えた感想を求められると「まだ実感はないですけど、あしたの試合から20歳なんで、しっかり一段階ギアを上げていくというか、19歳じゃないんで、もう20歳なんで、しっかり大人のサッカーじゃないですけど、大人の自分を見せていけたらなと思います」ときっぱりと話した。

 10代は数々の年少記録を塗り替えるなど注目を浴び続け、今も変わらず抜群の注目度を誇っている。そんな状況にも「日本に試合で帰ってきたとき、騒がれてしまうのは正直、しようがないと割り切っている」といい、「日本のサッカーに貢献できるなら、騒がれたりすることはまったく何とも思っていないですし、自分が例えば試合で日本に戻ってくることで、よりたくさんのお客様だったり、普段サッカーを見ない人が見てくれるなら、それは自分にとっても代表チームにとってもハッピーだと思う。自分もしっかり知名度を上げつつ、今度は“実力があるんだぞ”というのを、サッカーを知らない人たちも分かるような記録で見せていけたら」と力強く誓った。

 あす5日のガーナ戦は久保が20歳になって初の公式戦。大人になった久保が展開する大人のサッカーに注目だ。

続きを表示

2021年6月4日のニュース