U－24代表DF菅原、OA枠・酒井に「打ち勝っていかないと」　五輪メンバー入りへ決意

＜Uー24日本代表練習＞ボール回しをする菅原（撮影・篠原岳夫）
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　サッカーU－24日本代表DF菅原由勢（20＝アルクマール）が31日、この日から始まる同代表の活動を前に、オンライン取材に応じた。東京五輪本戦を戦う18枠をかけたメンバー争いへ、意気込みを語った。

　菅原が主戦場とするサイドバックには今回、A代表でも不動の存在となっているDF酒井宏樹（31）が、オーバーエイジ（OA）枠として招集されている。「日本のことを考えれば素晴らしい戦力の方が来ている。僕の視点から考えたら、酒井選手に打ち勝っていかないといけないというところは、メンバー発表の時点で感じている。そこに対しては強い気持ちというか、僕のプレーを最大限生かして、メンバー選考に食い込めるように」と意気込んだ。

　海外挑戦2年目の今季はリーグ戦25試合に出場し、2得点。確かな経験を積んだ20歳は、オランダの強豪アヤックスやPSVの名を挙げ、「（同クラブを相手に）一つのミスで大ピンチになることを何回も経験した。（自分たちが）ボールを持っているときの危機管理は、世界とのレベルの差というか、試合を決定づける中で一番大切なもの」。それでも「（自身の）攻撃面はさらにクオリティーが上がった。ビルドアップも、相手ペナルティーボックス付近でだいぶ怖さが出せるような選手にはなってきた。攻守両面に関わって自分の良さを出して行ければ」と力を込めた。