日本代表・坂元達裕　大学＆J2経由で国際Aマッチ出場へ「ゴールに絡みたい」

代表に合流し、オンライン取材に応じる坂元

　日本代表に招集されたMF坂元達裕（24＝C大阪）が31日、オンラインで取材に応じた。

　3月の初招集時は、直前の試合で負傷した影響で途中離脱。苦い経験を味わいながらも、約5週間の離脱期間を経て5月から戦列復帰を果たし、再びA代表に名を連ねた。

　「攻撃的な選手として、しっかりゴールに絡む。アシストだったり、結果を出すことは一番大事だと思いますけど。その中で、当たり負けないことや、守備の面でハードワークすることも、上に行くためには必要なのかなと思います」

　FC東京U―15むさしからU―18に昇格できず、前橋育英高時代にはプロから声がかかることはなかった。東洋大には、同期のサッカー部員で唯一、指定校推薦で入学（周りにはスポーツ推薦）。大学4年時にはJクラブからなかなか声が掛からず、夏以降にJ2山形から誘いを受けてJリーガーとなり「最後の最後まで追い込まれてプロになれた」と振り返ったこともある。

　24歳で初めてたどり着いた代表の舞台。6月3日に親善試合ジャマイカ戦（札幌ド）を控える中、はい上がってきたレフティーが、ピッチで存在感を示す。