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浦和MF田中達也が移籍後初ゴールで逆転!古巣大分を撃破

[ 2021年4月25日 18:59 ]

明治安田生命J1第11節   浦和3―2大分 ( 2021年4月25日    埼玉 )

<浦和・大分>後半37分、浦和・田中達(中)が決勝ゴールを決めるも、古巣からのゴールだったためか控えめに喜んだ(撮影・西海健太郎)
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 浦和が大分に3―2と逆転勝利した。決勝弾を決めたのは昨季まで大分に在籍したMF田中達也(28)だ。2―2で迎えた後半37分、MF明本が左サイドからゴール前へパス。MF小泉が潰れ、こぼれたボールに走り込んだのが田中だった。記念すべき浦和での第1号が、古巣撃破の一撃となった。

 田中は「(大分は)僕を成長させてもらったクラブなので感謝しかない。複雑な思いはありましたが、結果を求められていたので決められて良かったです」。かつてのエースで同姓同名のレジェンド、現J2新潟FW田中達也(38)の11番を継承した。重圧もある中、ホーム埼スタで決めた得点に「やっぱり迫力があるし、最高です」と笑みを見せた。

 試合は、前半3分にDF西の移籍後初得点となる右足ボレー弾で先制、1度は逆転を許すが、1―2で迎えた後半30分、DF槙野がファーサイドから小泉のクロスに飛び込んで再び同点とすると、その7分後、田中の決勝弾が生まれた。終盤、一気に勝ち点3を引き寄せた。

 試合後、ロドリゲス監督は「ゲームの入りは良かった。ただ先制したことで緩んでしまったところがあった。後半、再び全員が立ち上がって(試合に)入ってくれた。途中出場の選手を含め、全員が1つになって戦うことが出来た」と振り返った。

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