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走る京都、8年ぶりの5連勝 納得顔のチョウ監督「大人になってきたのをベンチから感じられた」

[ 2021年4月25日 16:48 ]

明治安田生命J2リーグ第10節   京都2ー0山口 ( 2021年4月25日    みらスタ )

京都のチョウ貴裁監督
Photo By スポニチ

 京都が13年シーズン以来8年ぶり5連勝を手にした。前半27分、FWピーター・ウタカ(37)のクロスをMF松田天馬(25)が頭で叩き込んで先制。さらに後半1分にはウタカのシュートのこぼれ球をFW宮吉拓実(28)が押し込んで追加点を挙げた。守備は2試合連続無失点。攻守で地力の差を見せつけた。

 決して100点満点の内容ではなかった。チョウ貴裁監督が「試合へ向けて用意してきたものとは違った」と振り返ったように、相手にボールを握られる時間帯が長くなった。シュート数でも上回られた。だが自陣ゴール前では激しく、敵陣ゴール前では高い集中力を持ってプレー。要所を抑え、チョウ貴裁監督は「自立して対応してくれた。大人になってきたのをベンチから感じられた」と目を細めた。

 京都府は緊急事態宣言が発出され、来月1日と9日に予定されている愛媛戦と山形戦はリモートマッチ。だが指揮官が「テレビの前で応援してくれたサポーターにこの勝ち点3を届けたい」と口にしたように、新型コロナで生活が制限される人々の励みになるためにも勝利を積み重ねていく。

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2021年4月25日のニュース