×

長谷部 バイエルン撃破誓う「リーガを面白くするために」直近10試合無敗、鎌田と同時先発なら6戦全勝

[ 2021年2月20日 06:00 ]

ドイツ1部リーグ第22節   Eフランクフルト―Bミュンヘン ( 2021年2月20日 )

フランクフルトでキャプテンマークを巻くMF長谷部(AP)
Photo By AP

 サッカー・ドイツ1部(ブンデスリーガ)3位Eフランクフルトは20日、本拠で首位バイエルン・ミュンヘンと対戦する。現在4連勝中と好調のチームをけん引する主将の元日本代表MF長谷部誠(37)は「チームの成長を凄く感じる。ブンデスリーガを面白くするためにも勝ちたいなと思います」とクラブ公式ツイッターでコメントを残しており、リーグ8連覇中の絶対王者に“一泡吹かせる”べく意気込んだ。

 チームは直近10試合のリーグ戦を8勝2分け無敗。この間の勝ち点26は欧州5大リーグでもAマドリード、バルセロナ、モナコと並び2位タイの好記録(1位はマンチェスターCで勝ち点30)となった。さらに直近10試合ではMF長谷部とMF鎌田の両日本人がそろって先発すると6戦全勝。2人はこの試合でもドイツ紙キッカー(電子版)などからスタメン予想された。

 前回Bミュンヘンと対戦したのは昨年10月の第5節。この時は長谷部を3バックの中央、鎌田をトップ下に置く3―4―1―2のシステムを採用したがFWレバンドフスキにハットトリックを許すなど0―5と大敗した。

 しかし、今回は互いのチーム状況が一変。Eフランクフルトは鎌田を“ダブルトップ下”の一角として活かす3―4―2―1の新布陣に変更。長谷部は本職のボランチで起用されており、この布陣がフィットしてきたことが快進撃の要因となっている。

 一方、Bミュンヘンはコロナ陽性者やケガ人が続出するなど“逆風”にさらされており、この一戦を落とせば2位ライプチヒと勝ち点2差まで迫られる可能性も。MFゴレツカは無事復帰出来そうな状況となったが、試合前日となる19日にはMFトリッソの負傷離脱が確定。引き続きMFミュラーも欠場となるためEフランクフルトが“リベンジ”を果たせそうな雰囲気も出てきた。

 試合は20日(日本時間23時30分)キックオフ予定。長谷部と鎌田、両日本人がクラブW杯を制覇し史上2クラブ目の6冠制覇を達成した王者Bミュンヘンに挑む。頼れる主将がリーグを盛り上げるべく奮闘する姿に注目だ。

続きを表示

2021年2月20日のニュース