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森保J 3・25予定のW杯2次予選延期、相手ミャンマー政情不安影響?

[ 2021年2月20日 05:30 ]

森保ジャパンが3月25日に対戦予定だったミャンマー代表(2019年9月撮影)
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 日本サッカー協会は19日、3月25日に日産スタジアムで開催を予定していたW杯アジア2次予選ミャンマー戦を延期すると発表した。同国連盟が3月の国際Aマッチデー(IMD)で予定する試合の開催延期をアジア・サッカー連盟(AFC)に要望し、承認された。AFCから理由の説明はないが、同国では軍事クーデターで、政情不安が続いている。

 代替日は未定だが、招集に拘束力が伴うIMDは3月の次は6月で反町康治技術委員長は「実質はそのところ(6月)になるでしょうかね」と示唆。さらに「6月15日までに(2次予選を)全て終えなければいけないというのが絶対条件」とAFCの方針も説明した。

 6月のIMD期間は5月31日から6月15日の16日間。既にW杯アジア2次予選2試合に加えて、3日と11日に国際親善試合を予定しているが、いずれかにミャンマー戦を組み込む可能性はある。一方で「互いに了承すれば(試合を)してもいいのではないでしょうか」とIMD期間以外のミャンマー戦の開催も否定はしなかった。

 また、AFCは6月の2次予選を集中開催で行うことを検討中。同委員長は開催地に名乗りを上げるかどうかについて「なるべく早い段階で判断したい」と含みを持たせた。

 ◆W杯予選大半延期 AFCは19日、新型コロナウイルスによる渡航規制や隔離の影響で、日本―モンゴル戦など4試合を除き、3月に予定していたW杯アジア2次予選の大半を延期すると発表した。6月の試合を含め、5月31日から6月15日の間で組ごとの集中開催を検討する。

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