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川崎F FW小林値千金の決勝弾に「いいゴールだった」 ゼロックス杯で今季1冠目

[ 2021年2月20日 16:07 ]

富士ゼロックス・スーパーカップ   川崎F3-2G大阪 ( 2021年2月20日    埼玉 )

<富士ゼロックス・スーパーカップ 川崎F・G大阪> 試合終了間際、小林が決勝ゴールを決める(撮影・篠原岳夫)
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 サッカーシーズン到来を告げる恒例の決戦は昨季J1リーグと天皇杯の2冠を達成した川崎Fと、J1リーグ2位、天皇杯準優勝のG大阪が激突。試合はFW小林悠(33)の決勝ゴールなどで川崎Fが3―2で制し、19年以来2年ぶり2度目の優勝を飾り今季1冠目を獲得した。川崎Fに賞金3000万円が、G大阪には賞金2000万円が贈られた。

 苦しい試合にピリオドを打ったのは、昨季リーグでもチーム最多の14得点を挙げた頼れるベテランの一撃だった。後半2点を返されて迎えたアディショナルタイム。途中出場のFW小林は後方から味方のパスを受けてのカウンターからペナルティーエリアに入ると同時に右足を一閃(せん)し、ゴール左へと決勝ゴールを叩き込んだ。「(遠野)大弥からいいボールが来たんで。しっかりコースに行ったかなと思います」と安どの表情を見せた。

 途中出場にも「ゴールが必要な状況でしたし、PK戦になったらたぶんいろんな選手が責任を負わなきゃいけないと思ったので、それまでに決めたいな、と」と思っていたとし、「いいゴールだったなと思います」と満足げ。最後はファンに向け「いいスタートが切れたので、今年も強いフロンターレを見せられるよう頑張ります」と締めくくった。

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