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川崎F MF三笘2ゴールで今季1冠導いた ゼロックス杯でG大阪退け2年ぶり2度目のV

[ 2021年2月20日 16:24 ]

富士ゼロックス・スーパーカップ   川崎F3ー2G大阪 ( 2021年2月20日    埼玉 )

<富士ゼロックス・スーパーカップ 川崎F・G大阪> 前半29分、三笘が先制ゴールを決める(撮影・篠原岳夫)
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 サッカーシーズン到来を告げる恒例の決戦は昨季J1リーグと天皇杯の2冠を達成した川崎Fと、J1リーグ2位、天皇杯準優勝のG大阪が激突。試合はFW小林悠(33)の後半アディショナルタイムでの決勝ゴールなどで川崎Fが3―2で制し、19年以来2年ぶり2度目の優勝を飾り今季1冠目を獲得した。川崎Fに賞金3000万円が、G大阪には賞金2000万円が贈られた。

 昨季圧倒的な強さを誇った王者の新シーズンを切り開いたのは、若きスター・三笘薫(23)の2ゴールだった。前半29分、左サイドからMF田中碧(22)のパスをペナルティーエリアの中で受けると右足でゴール右へと突き刺し先制。32分にも右サイドからのDF山根視来(27)のシュートをゴール左前から右足で押し込み加点した。

 三笘は「1点目は(田中)碧がいいボールをくれたので押し込むだけでしたし、2点目はいいアシストがあったので、(山根)視来に感謝したいと思います」と振り返った。チームは昨季限りで18年間チームを支えた元日本代表MF中村憲剛氏(40)が引退。攻守のキーマンだったMF守田英正(25)もポルトガル1部へと移籍したが、昨季リーグで新人最多の13得点を挙げ、ベストイレブンにも輝き、元日の天皇杯決勝でもG大阪相手に決勝点を叩き込んだ若武者がさらに成長した姿を見せつけた。

 

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