J2山口　渡辺晋氏が新監督に就任「2年かけてJ1昇格できるチームを」

J2山口の新監督に就任した渡辺晋氏
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　J2山口は8日、渡辺晋監督（47）の就任会見を山口市内で行った。朝から降った雪を「今年もたらしてくれる“白星”だと思う」とユーモアたっぷりにあいさつした。山口は昨季J2最下位。新シーズンに向け「2年かけてJ1昇格できるチームをつくっていきたい。本気度を感じてもらう一年にしたい」と意気込みを語った。

　14年から19年までJ1仙台を指揮。フリーだった昨年はブンデスリーガ、プレミアリーグ、Jリーグなどを自宅でチェックしつつ、9月末から12月上旬まで神奈川大サッカー部を指導する機会があった。「学生が変わっていくさまを見られた」と刺激になったという。

　今年は4チームがJ3に降格するサバイバルだ。J2ワーストだった74失点の改善が課題。渡辺監督は「守備においての原理原則を取り戻せばこれほどの失点はなくなる」と説明。「攻守にアグレッシブに。相手のハーフコートで90分プレーするのが究極の理想」と話した。チームは12日から始動する。