青森山田MF安斎「王座奪還目指して」堅守の矢板中央相手にハット！

第99回全国高校サッカー選手権   青森山田（青森）5―0矢板中央（栃木） （ 2021年1月9日    埼玉スタジアム ）

＜矢板中央・青森山田＞後半1分、ゴールを決めて喜ぶ安斎（撮影・篠原岳夫）
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　“常勝軍団”の背番号7が埼玉スタジアムのピッチで躍動した。青森山田のMF安斎颯馬（3年）が3試合で1失点だった矢板中央を相手にハットトリック。5得点での大勝に大きく貢献し「昨年は準優勝で、今年は王座奪還を目指してやってきた。まず、その舞台に立てることになって良かった」と喜んだ。

　前半16分、ペナルティーエリア内に侵入しながらパスを受けると左足での強烈な一撃で先制弾。後半開始55秒には右足でゴールネットを揺らし、29分に自身3点目を奪って3本の指を立ててハットトリックをアピールした。

　11日の決勝では山梨学院と対戦する。相手にはFC東京U―15深川でともにプレーしたGK熊倉やFW笹沼らが所属。かつての仲間を大舞台で打ち破り、2年ぶりの頂点を目指す。