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山梨学院 11年ぶり決勝進出 長谷川大監督「気を引き締めて、決勝に臨みたい」

[ 2021年1月9日 14:45 ]

第99回全国高校サッカー選手権   山梨学院(山梨)2―2(PK3―1)帝京長岡(新潟) ( 2021年1月9日    埼玉スタジアム )

<山梨学院・帝京長岡>前半1分、石川が先制ゴールを決める(撮影・篠原岳夫)
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 苦しんだ試合をPK戦で制した。試合後、山梨学院の長谷川大監督は「どうにか勝つことができた」とホッとした表情を浮かべた。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、準決勝からは保護者や学校関係者の入場を規制。無観客で行われた。そんな中、試合開始の笛からわずか21秒で先制弾が生まれた。相手GKが弾いたボールにMF石川隼大(2年)が反応。ゴールネットを揺らした。さらに後半5分にはロングスローからDF一瀬大寿(3年)が追加点。突き放して試合の流れを掴んだかのように見えた。

 しかし、14分に1点を返されると、33分には同点とされる。そのままタイムアップの笛が吹かれた。流れを渡してのPK戦、それでも指揮官は揺らがなかった。「(GKの)熊倉が落ち着きを見せていたので、信頼して臨めた」。その言葉を裏付けるように守護神が3本のシュートをストップし、88大会以来、11年ぶりに決勝進出。長谷川監督は「もう一回気を引き締めて、決勝に臨みたい」と言葉に力を込めた。

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2021年1月9日のニュース