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ルーニー不在の2部ダービーを撃破!アマ6部快進撃に英国大盛り上がり 「Chorley」がトレンド1位

[ 2021年1月10日 01:53 ]

<FA杯3回戦>ダービー戦で先制ゴールを決めたチョーリーFWホール(中央)(AP)
Photo By AP

 サッカーのFA杯3回戦でイングランド6部チョーリーが2部ダービー・カウンティを2―0で撃破する「ジャイアントキリング」が発生。元イングランド代表FWウェイン・ルーニー(35)が暫定的に指揮を執るチームを下し、クラブ史上初の4回戦進出。プロを撃破したアマチュアチームの快進撃に「Chorley」が英国ツイッタートレンド1位になるなどネット上で大盛り上がりを見せた。

 ダービー・カウンティは新型コロナ感染者が多数出たためトップチームの参加を断念。そのためルーニー“監督”も不在。U23やU18チームの選手を主体とし、スタメンの半数以上は10代の選手だった。

 試合はこうしたアクシデントの影響もあって序盤からチョーリーが主導権を握ると、前半10分にFWホールが先制ゴール。後半39分にも追加点を奪うなど快勝。先制点を決めたホールは試合後「信じられないような気持ちだ。クラブにとっては素晴らしいことだ。本当に嬉しいよ」と興奮を抑えきれず。

 終わって見ればチョーリーがシュート数15本(枠内5)に対し、ダービーはシュート数わずか2本(枠内1)の“完勝”にネット上では「チョーリー強すぎ草wwww」「FA杯には夢がある」「まさかの圧勝」「番狂わせが楽しい」「一生懸命戦えば報われるんだ」など絶賛の嵐。ダービーがユースチームだったとはいえ、アマチュアがプロを倒すFA杯の“醍醐味”を存分に楽しんでいた。

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2021年1月9日のニュース