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日本代表GK川島 憲剛引退セレモニーにメッセージ かつての戦友へ「優勝という夢を叶え誇らしく思う」

[ 2020年12月21日 21:05 ]

2007年5月、川崎FがACL決勝トーナメント進出を決め、GK川島永嗣(左)とガッチリ握手するMF中村憲剛
Photo By スポニチ

 川崎Fは21日、今季限りで現役引退となる元日本代表MF中村憲剛(40)の引退セレモニーとリーグ優勝報告会を行った。セレモニーではかつてのチームメートでフランス1部ストラスブールでプレーする日本代表GK川島永嗣(37)が本拠・等々力の大型ビジョンに登場。「これからもフロンターレのために、そして日本サッカーのためにサッカーにひたむきに、そして純粋に向き合ってこれからの人生も憲ちゃんらしく楽しく過ごせてもらえたらいいなと思います」とビデオメッセージを送った。

 川島は冒頭「憲ちゃん。今、どんな思いで等々力のピッチに立っているのでしょうか。今日、その場に一緒にいられないことを本当に残念に思います」とコメント。続けて「憲ちゃんとは、フロンターレ時代からどうやったらフロンターレを優勝させられるか、そして代表の時も、どうやったら日本サッカーをもっと強くできるのかなど多くを語ったのを今でも鮮明に覚えています」と自身が川崎Fに在籍した2007~2010年時代のことや、ともに日本代表として戦っていた頃の印象深い思い出を明かした。

 さらに「そして今、等々力のピッチでフロンターレを優勝させ、夢を実現させた姿を想像すると、本当に憲ちゃんのことを誇らしく思いますし、中村憲剛という存在がみんなにとっての宝物なんだということを心から感じます。そんな今の姿があるのも憲ちゃんがこれまでサッカーにひたむきに、そして純粋に向き合ってきたからだと思っています」と2007~2010年シーズンには達成できなかった夢を叶えたかつての戦友の“偉業”を称えた。

 最後に「“お疲れ様”は言いたくないので、また近々会いましょう。それでは」と直接会いたい気持ちを伝えてビデオメッセージを終えた。

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2020年12月21日のニュース