憲剛引退セレモニーで豪華メッセージ　カズ「Boa　Sorte!」　イニエスタ「Jリーグで戦えて光栄」

横浜FCのFW三浦知良（左）と川崎Fの中村憲剛
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　川崎Fは21日、今季限りで現役引退となる元日本代表MF中村憲剛（40）の引退セレモニーとリーグ優勝報告会を行った。セレモニーでは元日本代表FWで横浜FC所属のFW三浦知良（53）や神戸の元スペイン代表MFイニエスタ（36）ら豪華メンバーがビデオメッセージで登場。日本代表のレジェンドであるカズは「本当に18年間、お疲れ様でした。Boa　Sorte!（ボア　ソルチ）」とブラジルで「グッドラック」という意味の、仲間を激励し健闘を誓う言葉を送った。

　カズは「憲剛。現役18年間、お疲れ様でした。その最後の年に一緒にピッチに立つことができて戦えて誇りに思います」と今年9月のJ1第18節（川崎F3―2横浜FC）でともに先発出場で対戦が実現したことを喜ぶと、続けて「これからは監督を目指すということを聞いております。選手の時と同じようなファンタスティックな見てる人、誰もが楽しめる。そして、感動できるそんなサッカーを目指して、また憲剛の姿を見れることを楽しみにしています」と今後、指導者として自分の目の前に現れるかもしれないことに期待を込めた。

　最後には「がんばってください。本当に18年間、お疲れ様でした。Boa　Sorte!」と親愛の気持ちを込めて、引退する“後輩”にメッセージを残した。

　イニエスタは「サッカー選手としてのこれまでの輝かしいキャリアお疲れ様でした。同じクラブに居続け長い間にあたってトップレベルでプレーを続けられたことは素晴らしいです。そして、最後の数年間を同じJリーグで戦えて光栄でした」とメッセージ。ラストは日本語で「がんばって!」とサムアップポーズを見せた。