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長崎 J1昇格あと一歩…手倉森監督「悔しい思いをクラブの発展、成長につなげないと」

[ 2020年12月17日 05:30 ]

明治安田生命J2リーグ第41節   長崎1―1甲府 ( 2020年12月16日    トラスタ )

<長崎・甲府>倒れ込む長崎の選手たち
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 無情のホイッスルが鳴ると、トラスタはため息に包まれた。勝利が絶対条件の一戦で引き分け。J1昇格の可能性がなくなった長崎・手倉森監督は「サポーターに申し訳ない。こういう悔しい思いをクラブの発展、成長につなげないといけない」と静かに語った。

 前半にカイオ・セザールの豪快なミドルで先制したが、後半にCKから同点弾を献上。ルアン、富樫らを投入して揺さぶったが、2点目を奪えなかった。 今シーズンは4連勝スタートを決めるなど、序盤から上位を快走したが、9月は8戦して5分け3敗と失速。ケガ人が出たことも大きかった。この日も途中加入のFWエジガル・ジュニオが肉離れで途中交代するアクシデントがあった。手倉森監督は「ケガで泣かされた終盤だった。耐えながらきたが、最後は耐えきれなかった」と唇をかんだ。

 最終節は金沢戦。指揮官は「このチームがなぜ上がれなかったんだ?というサッカーを魅せたい」と前を向いた。

 ▼主将・秋野 「1点を取って守りに入ってしまった。自由にやらせすぎたと思います」

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2020年12月17日のニュース