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G大阪2位確定 天皇杯と来季ACL出場権獲得

[ 2020年12月17日 05:30 ]

明治安田生命J1リーグ第33節   G大阪2-0横浜FC ( 2020年12月16日    ニッパツ )

<横浜FC・G大阪>後半途中から三浦(左)が出場。その前でG大阪の三浦がクリア(撮影・篠原岳夫)
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 各地で6試合が行われ、G大阪はMF倉田秋(32)とFWパトリック(33)の得点で横浜FCに快勝。勝ち点65として2位が確定し、天皇杯と来季のACL出場権を獲得。川崎Fは浦和を3―1で下し、34試合制となった2005年以降で年間最多得点となる85点に達した。三笘は今季13点目を決め、プロ1年目最多ゴール記録に並んだ。

 川崎Fには大きく水をあけられた。だが、前例なきシーズンで2位が確定。背番号10の倉田は「コロナで中断したり、ケガ人が多くてここまで欠けたのは初めて。でも、チームは一つになったし、チーム力は上がった」としみじみ語った。

 開始25秒だった。自らのパスカットが起点となり、ゴール前へ。シュートのこぼれ球に反応し、大きな先制点を奪った。過密日程の影響もあり、FW宇佐美やMF小野瀬、MF井手口ら主軸が負傷でベンチ外。MF福田は累積警告で出場停止だった。ベンチには20歳以下の選手が5人。先制後は押し込まれる時間帯が続いたが、GK東口の好守など全員でしのぎ、後半36分のパトリックのダメ押し弾へつなげた。

 天皇杯出場権を獲得。5年ぶりの同杯優勝はもちろん、目指すは11月25日の対戦で優勝を決められた川崎Fへのリベンジだ。「全員で喜びたい」と倉田。残る1冠を、チーム全員の力で奪いにいく。

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2020年12月17日のニュース