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川崎F・三笘、新人初の得点&アシストW2桁!J1新人最多記録に並ぶ13点目

[ 2020年12月17日 05:30 ]

明治安田生命J1第33節   川崎F3ー1浦和 ( 2020年12月16日    等々力 )

<川崎F・浦和>後半、川崎F・三笘がゴールを決める
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 明治安田生命J1リーグは16日に各地で6試合が行われ、川崎Fはホームで浦和に3―1で勝利した。大卒新人のMF三笘薫(23)が後半14分に今季13点目を決めJ1新人最多記録に並んだ。また、アシスト数も10とし、新人では史上初となるダブル2桁を達成。今季限りで現役を引退する元日本代表MF中村憲剛(40)のリーグ戦本拠ラストゲームに花を添えた。また、横浜FCの三浦知良はG大阪戦の後半途中出場。自身のJ1最年長出場記録を53歳9カ月20日に更新した。

 その瞬間は1―1の後半14分に訪れた。山根が右足クロスを上げると、ゴール前でフリーで待ち受けていたのは三笘だった。「(山根)視来(みき)くんが良いボールをくれたので、合わせるだけだった」。頭で冷静にゴールネットを揺らした。09年の渡辺千真、14年の武藤嘉紀が記録した新人最多得点に並ぶ、今季13得点目。「本当にチームメートのおかげ」と感謝を口にした。

 得点だけではない。0―1の後半8分には守田のJ1初得点をお膳立て。これでアシスト数を10とし、得点&アシストのダブル2桁を達成した。新人では史上初の快挙。プロ1年目ながら、2年ぶり3度目のリーグ王座奪還を果たしたチームの攻撃の軸にまで成長した。筑波大時代に磨きをかけたドリブルは脅威。年間最優秀選手賞に推す声も上がっているほどだ。

 今季は残り1試合。最終戦は19日に柏と対戦する。J屈指のドリブラーは「次も狙っていきたい」と新人最多得点記録の更新に意欲をのぞかせた。

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