今季4度目の挑戦…名古屋は11日・広島戦でクラブタイ記録「同一シーズン4試合連続無失点」目指す

名古屋・フィッカデンティ監督
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　4度目の正直を狙う。3位・名古屋は11日に敵地・広島戦。マッシモ・フィッカデンティ監督（53）は「広島は上位にいるべきサッカーをしている。我々は内容、強度で上回る必要がある」と警戒心を示し、MF稲垣祥（28）は「楽しみな気持ちが強いです。久々に広島のスタジアムでワクワクしています」と昨季まで在籍した古巣戦を心待ちにした。

　2位以内に与えられる天皇杯出場権が見える位置に付けられているのは、指揮官が「どのリーグでも勝つチームは失点が少ない」と口にするように、守備陣の安定感があるからだ。今季クリーンシートはすでに「12」を数え、現在も今季3度目の3試合連続無失点。同一シーズンで4試合連続無失点となれば09年シーズン以来11年ぶりのクラブタイ記録で、今度こそ“壁”を突破できるかに期待が掛かる。

　残り7試合。勝ち点3差で追う2位・G大阪、同勝ち点で並ぶC大阪よりは1試合多く消化しており、ライバルにプレッシャーを掛けるためにも負けられない。